除染・上下水道値下げ 山中市長予定候補・3市議予定候補と訴え 塩川衆院議員
茨城県つくば市長・市議選(10月21日告示)に向けて10月3日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が応援に駆けつけ、市長・市議選の各予定候補とともに市内4カ所で訴えました。
市長選に「つくば市政をよくする会」から無所属で立候補する山中たい子前県議は、「私もふるさとの福島県にボランティアで通いました。福島の人々の『悔しい』『残念』の思いを受け止め、子どもたちの健康調査、民有地までの除染に全力でとりくみます」と訴えました。
つくば市議選は、定数5減の28議席を35人前後で争う激戦の様相。
日本共産党は2議席から3議席に挑戦します。
3予定候補は、「ホットスポットになっている茎崎地域の民有地まで除染を」(橋本けい子市議団長)、「子どもの医療費を中学卒業まで無料に」(田中サトエ市議)、「高い国保税、上下水道料金も、40億円を超える余った市の財政を使えば値下げできます」(滝口隆一予定候補)と述べました。
塩川氏は、「5月の竜巻被害のときも、住民の要望を聞き、ボランティア活動にとりくんできたのが山中さんと日本共産党の3人の市議予定候補です」と力説。
尖閣諸島や竹島の領土問題では、「領土問題は存在しない」とする自民、民主政権を批判。
「この態度を改め、国際社会や中国政府と話し合っていくことが日本共産党の領土問題の提案です。こうした道理ある態度が示せるのも、日本共産党が戦前から植民地支配反対、戦争反対を命がけで貫いてきた党だからです」と述べました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年10月6日付より転載)