茨城県知事選 6政党・団体が鶴田氏推薦へ
8月10日告示(27日投票)の茨城県知事選で、県内6つの政党・政治団体が7月21日、県庁内で共同会見し、すでに立候補を表明している新人の鶴田まこみ(真子美)氏(52)=無所属=を推薦してともにたたかうことを明らかにしました。
知事選には現職の橋本昌氏(71)=無所属=、新人の大井川和彦氏(53)=無所属、自民、公明推薦=も出馬表明しています。
会見には、鶴田氏が同席し「これだけの政党・団体の共同が実現できたことに感謝したい」と前置きしたうえで、東海第2原発(東海村)について、橋本、大井川の両陣営が政策に東海第2原発の廃炉を掲げていないことを批判し、20年運転延長反対を力説。現県政について「大型開発優先で福祉・医療、教育がないがしろにされてきた」と指摘。「県民生活に根ざした、命輝く県政をつくりたい」と抱負を語りました。
鶴田氏の推薦を決めた日本共産党、新社会党、緑の党、つくば市民ネットワーク、とりで生活者ネットワーク、自由党・小沢一郎氏を支援する「茨城一新会」の代表らが、それぞれ推薦の弁を述べました。
共産党の田谷武夫県委員長は「6つの政党・団体の共闘ができたのは画期的。勝利をめざして力を合わせたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年7月22日付より転載)