再稼働止める政治に 茨城・水戸で原電前金曜行動

日本原電東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉や原発ゼロ社会の実現をめざす人たち20人余が12月9日、水戸市笠原町の日本原電茨城総合事務所前に集まり、211回目の「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)を繰り広げました。

211回目の「原電いばらき抗議アクション」を繰り広げる、東海第2原発の廃炉や原発ゼロ社会の実現をめざす参加者=12月9日、水戸市


参加者からは、「カジノ法案の強行や社会保障費の削減は、原発の再稼働をすすめる政治と根っこは同じ。原発の再稼働を止めるためにも政治を変えていこう」「東海第2で事故が起きたら、今の日本はあるのか」「福島第1原発事故の賠償金や廃炉費などを国民に押しつけるのは許されない。使用済み核燃料などの“負の遺産”をどうするのか。コストが高くつく原発はなくそう」などのスピーチが続きました。
参加者は、「東海第2、老朽原発。周辺人口100万人」「避難はできない。さっさと廃炉」などの唱和を響かせました。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年12月11日付より転載)

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