肥料高騰への対策を 実態や要望聞く 大内くみ子氏、農協幹部らと懇談 水戸

日本共産党の大内くみ子茨城県副委員長(参院茨城選挙区予定候補)と上野高志県委員長は6月16日、資材・肥料価格の高騰などで農家が大きな打撃を受けている問題で、JA水戸(水戸市)を訪問し、実態や要望を聞き取りました。
園部優代表理事専務、海老沢幸洋常務理事が応対しました。

JA水戸の園部氏と懇談する大内氏、上野氏

JA水戸の園部氏(左)と懇談する大内氏、上野氏(右から)=6月16日、水戸市

園部氏は、ウクライナ情勢による肥料やハウス資材の高騰で、「営農が危機的な状況だ」と吐露。
韓国やフランスに比べて、価格保障や所得補償に充てる日本の農業予算の割合が低いと話し、充実を求めました。

海老沢氏は、「営農が継続できるように、肥料など生産資材の確保を最優先にしてほしい」、「学校給食で米粉パンを普及するなど、コメを活用した取り組みを進めてほしい」と要望しました。

大内氏は、「農業を基幹産業に位置づけることが必要です。食料は命に関わる問題。農業経営が成り立つよう、国の責任を果たさせたい」と力説。
上野氏は、「自給率のアップを大いに訴えていきたい」と述べました。

また、大内氏らはJA稲敷(稲敷市)も訪問し、小嶋憲康代表理事専務と懇談。
小嶋氏は、「党派を超えて肥料の高騰に対応してほしい」と求めました。共産党の山口清吉市議らが同席しました。

(「しんぶん赤旗」2022年6月17日付より転載)

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