「新しい市政への転換を」 つくば市長選・市議選 11月13日投票
共同の力で市政刷新へ 茨城・つくば市長選 いがらし立青候補が訴え
茨城県つくば市長選(立候補3人)は11月13日に投票されます。
「総合運動公園」(総事業費305億円)の建設計画をストップさせるために住民投票運動で市民と力を合わせた、いがらし立青(たつお)氏(38)=日本共産党を含む市議会野党などの支援=が、現市長後継の飯岡宏之氏(54)=自民推薦=や大泉博子氏(66)と激戦を繰り広げています。
今回の市長選では、市民の声で動く新しい市政をつくる候補か、それとも無駄な大型開発にしがみつく候補か─が問われています。
住民投票で「総合運動公園」が建設断念に追い込まれたことについて、飯岡陣営は「前近代的な政治」「こんな醜いまちはない」などと住民投票そのものを敵視し、「共産市政にするわけにはいかない」などと叫び立て、市民の分断に懸命です。
これに対していがらし氏は、「市民無視の市政を市民第一の市政に変えたい」と力を込め、「保革の枠組みを超えた共同の力で新しい市政の実現を」と訴え、飯岡陣営の攻撃に反撃しています。
10人はみだしの大激戦 つくば市議選 滝口隆一候補、橋本けい子候補、山中まゆみ候補 現有3議席必ず
茨城県つくば市議選(定数28、立候補38人)は11月13日に投票されます。
10人オーバーの大激戦のなか、日本共産党の滝口隆一候補(68)、橋本けい子候補(62)=以上現=、山中まゆみ候補(38)=新=が現有3議席確保をめざしてたたかっています。
3候補は、野党と市民が力を合わせた住民投票運動で、市が計画した総事業費305億円もの巨費を投入する「総合運動公園」の建設を断念に追い込んだ成果を訴え、「市民の声が通る新しい市政への転換を」と強調。
国保税の引き下げや高校卒業までの医療費無料化、水道料の大幅値上げストップなどの公約を掲げ、「日本共産党を伸ばすことこそが、安倍暴走政権にストップをかけ、くらし・福祉を守り、市民の声が通る新しい市政をつくる確かな力」と支持をよびかけています。
選挙戦は一票一票を争う大接戦、大混戦です。
共産党選対は、「共産党への一票の値打ちを有権者に語りかけ、最後の一瞬まで支持を広げよう」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年11月12日付より転載。つくば市議選についてはこちらからご覧ください)