原電前抗議行動 200回 東海第2原発 廃炉早く 水戸
茨城県東海村の東海第2原発の廃炉や原発ゼロをめざす人たちが9月16日、水戸市の日本原電茨城総合事務所前に集まり、「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)を繰り広げました。
官邸前行動に呼応して2012年7月20日に始まった「抗議アクション」はこの日でちょうど200回目。約80人が参加しました。
リレートークでは、「200回目の行動だが、再稼働した原発があることに憤りを感じる」「あきらめたら(原発推進勢力の)思うつぼ。あきらめないでたたかっていこう」「核のごみをどうするのか。万全な避難計画はできるのか」などの訴えが続きました。
日本共産党の江尻加那県議、上野高志県議がそれぞれ県政報告。
東海第2原発について、すべて“国まかせ、原電まかせ”の答弁に終始している橋本昌知事の姿勢を批判しました。
参加者らは、「第200回原電いばらき抗議アクション」の名で、「『核』の惨事を繰り返してはならない。東海第2原発の早期廃炉決定をめざす」としたアピールを全員の拍手で採択。この行動を続けていく決意を新たにしていました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年9月20日付より転載)