茨城・大子町で武石絹枝絵画展

茨城県大子町の「街かど美術館」で、「武石絹枝絵画展」が開かれています。
8月23日(火)まで。入場は無料です。
大子町在住の武石絹枝さん(80)は元県立高校の美術科教師で、日展会友、光風会会員。
民主的美術家グループ「美術茨城」にも所属し、「安保法制廃止・立憲主義の回復を求める茨城県市民連合」共同代表の一人です。

収穫を終えた田んぼの中に稲わらが高く積み上げられた「わらぼっち」を描くのが武石さんのライフワーク。
「大地にしっかりふんばっている『わらぼっち』の勇壮な姿に収穫と労働の喜びを感じます」と語ります。
今回展には2013年2月の前回展以降に描いた新作38点が展示されています。
このなかには「月待(つきまち)の滝」や「シガ流れる久慈川」など、町内の自然を題材にとった作品も含まれています。
武石さんは、「多くの人に支えられ、傘寿の年まで絵を描くことができたことに感謝しています。ぜひご高覧いただきたい」と来場を呼びかけています。
問い合わせ先は0295(72)0588(街かど美術館=大子町大子642-2)。水曜日と木曜日は休館です。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年8月7日付より転載)

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