被災者に寄り添う市政に 茨城・常総市長選 染谷修司氏が会見
昨年9月の記録的豪雨で甚大な被害を受けた茨城県常総市の常総市長選(7月3日告示、10日投票)で、「市政を変える市民の会」(日本共産党市議2人も参加)は6月6日、新人の染谷修司氏(71)=無所属=を擁立してたたかうと発表し、市役所内で記者会見しました。
常総市長選には、染谷氏のほか、現職の高杉徹氏(62)、自民党県議の神達岳志氏(47)、市議の遠藤章江氏(52)がそれぞれ出馬する見込み。
会見で「大規模水害がなければ立候補はありえなかった」と述べた染谷氏は、被災者が元の生活に戻れない現状を指摘し、国や県、市が被災者の苦しみに寄り添っていないと批判。
「市と市民は戦後最大の危機にある。市民の苦しみに耳を傾け、市民が生きる希望を見いだせる市政をつくりたい」と力を込めました。
染谷氏はまた、貧困と格差、教育、医療・福祉などの問題にも言及。
「市民に温かい手を差しのべたい」と抱負を語りました。
会見には日本共産党の堀越道男市議、石川栄子市議が同席しました。
染谷氏の略歴
茨城大学卒。千葉県内で小学校教諭38年。
全教千葉県教職員組合書記長などを歴任。
現在、「常総市水害・被害者の会」共同代表世話人
(「しんぶん赤旗」・「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年6月7日付より転載。「市政を変える市民の会」政策・プロフィールはこちらから)