赤紙配布 平和の訴え 茨城県母親連絡会 「不戦の誓い」

太平洋戦争の開戦から83年となった12月8日、茨城県母親大会連絡会はJR水戸駅南口デッキで、戦時中の「赤紙」(召集令状)を模したビラを配布し、「戦争も核兵器もない平和な未来を」と呼びかけました。「2024年武器はいらない!核もいらない!12・8平和をまもる母親全国連鎖行動」に呼応した行動です。

平和を願い「赤紙」を配布した参加者=12月8日、水戸市

参加者は順々にマイクを握り、「二度と戦争をおこさないでとの思いで赤紙を配っています」、「赤紙一枚で、大切な人が戦場に送られてしまった」、「買い物や映画に出かけられる当たり前の日常は平和だからこそ」と、不戦や平和への思いを語りました。

赤紙は、小学生や高校生から高齢者まで幅広い年齢の人が受け取り、2人組の高校生が「赤紙」のことを知らなかったと言って、複数枚受け取りました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月12日付より転載)

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