参院選挙区駆ける TPP反対の声届ける 茨城選挙区小林きょう子

「安倍政権は本当にひどい。共産党にはがんばってもらわないと。必ず国会に行ってくれよ」「安保法(戦争法)廃止の野党合意はすごい。共産党を見直した」─。有権者に激励されながら東奔西走する毎日です。

有数の農業県

6月に選挙権を得る高校3年生の男子生徒(17)は、「過去のあやまちを反省していないで戦争法を強行したのは許せない」「大学の授業料は安くしてほしい」と、どの問題でも安倍政権と正面対決する日本共産党と小林さんに期待します。
全国有数の農業県。環太平洋連携協定(TPP)批准に県民の関心は高く、県南農民組合で24年間事務局長を務めた小林さんは、「批准阻止に全力をあげる」と訴えています。
4月22~24日、水戸市内でJA水戸や社会福祉施設を訪ね、懇談しました。
「TPPは農家に大きな影響がある」と話したJA水戸の井坂英嗣専務は、「“不平等条約”だと思っています。国会やいろんなところで反対の声を上げていってほしい」と語りました。
社会福祉法人の理事長からは、安倍政権の福祉切り捨てに悲痛な訴えも─。
小林さんが「軍事費を削って、くらし・福祉に回せ、というのが私たちの立場です」と説明すると、理事長は「そうだよ、そうだよ。ぜひがんばってくれ」。

聴衆であふれ

4月29日、志位和夫委員長を迎えて開かれた党演説会。たくさんの聴衆であふれました。
「戦争法廃止・立憲主義の回復を求める茨城県市民連合」の共同代表を務める、村上達也前東海村長が来賓としてあいさつし、「共産党を伸ばすことが大事です。2人区の選挙区は“指定席”ではありません。自民党を落としましょう」とエールを送りました。
エールを受けて、おくだ智子さん(参院比例予定候補)らとともに登壇した小林さん。
力強く決意を語りました。「日本共産党は、戦前から一貫して戦争反対を訴えてきた真の平和の党です。戦争法を廃止し、憲法を守るために、全力でがんばります」
(「しんぶん赤旗」  2016年5月20日付より転載)

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