臨時講師約2割も 特別支援学校の正職員増を 茨城県に大内県議要求

9月12日の茨城県議会文教警察委員会で、県立特別支援学校の臨時講師が全教員の約2割を占めていることが明らかになりました。
日本共産党の大内久美子議員がとりあげたもの。
全教員数に占める臨時講師の割合は5月1日現在、小学校7.5%、中学校10.7%、高校・中等教育学校9.3%と1割前後ですが、特別支援学校だけは19.7%と2割に迫っています。
1995年度と比べた場合、臨時講師の実数が2倍以上に増えているのも特別支援学校だけです。
茨城県の公立特別支援学校教育費(生徒1人当たり、2011年度)は、全国42位と最低クラスです。
大内議員はこうした現状を指摘。正職員の採用増や臨時講師の待遇改善を求めました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年9月13日付より転載)

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