ナースウエーブ行動 「健康で働こう」 水戸
「ナースウエーブ in いばらき」集会が5月8日、水戸市内で開かれました。
茨城県医労連と茨城民医連でつくる実行委員会が主催したもの。
医療や福祉の職場で健康に働き続けるための労働安全衛生活動について考え合いました。
「働くもののいのちと健康を守る全国センター」の岡村やよい事務局次長は講演で、労働法規を守らないブラック企業の存在やブラックバイトの横行を指摘し、「“世界一企業が活動しやすい国づくり”が労働者、職場、社会を壊す」と警鐘を鳴らしました。
そのうえで、医療・福祉の職場でも過労死やうつ病などを発症する人が増えていることを報告し、▽労働組合活動に労働安全衛生活動を位置づけること▽職場の事業計画にメンタルヘルス対策を盛り込むことなどを提言。
「自分と仲間の健康を守り、差別のない職場づくりを」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年5月11日付より転載)