豪雨災害 特段の措置 国に要請 茨城県議会予算特別委員会 江尻加那議員に橋本知事
9月28日の茨城県議会予算特別委員会で、日本共産党の江尻加那議員は、常総市などの県南西部を襲った豪雨災害をとりあげ、橋本昌知事に被災者支援や農業被害の救済などを迫りました。
橋本知事は、「災害廃棄物の早期処分に取り組んでいく」としたうえで、災害後6カ月以内に自動車を取得した場合、取得税の減免に向けて調整していることを明らかにしました。
江尻氏は、農業災害補償法で収穫後のコメが補償対象になっていないことを指摘。
橋本知事は、「被害が甚大なことから、特段の救済措置を国に要望している」と答弁しました。
また橋本知事は、被災者生活再建支援法の適用外の地域については、「住宅が全壊や大規模半壊した方には法と同等の生活再建支援は必要」だと述べ、県独自の生活再建支援制度を適用する考えを示しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年9月29日付より転載。江尻議員の質問全文[PDF]はこちらから)