新中核病院建設へ 医師確保めざす 茨城県議会 保健福祉部長が答弁

茨城県西部に位置する筑西市、桜川市による病院の再編統合・新中核病院の建設問題について、県の松岡輝昌保健福祉部長は6月10日、新中核病院整備構想の策定などに必要な助言を行い、医師や看護師などの人材確保につとめていく考えを示しました。
県議会の一般質問に答えたもの。
両市を含む医療圏は慢性的に医師や医療機関が不足。
特に心疾患や脳血管疾患による死亡率は、全国平均を大きく上回っている“医療過疎”地です。
このため、高度救命救急医療に対応する新中核病院建設は地元住民の悲願になっています。
これまでの両市間の協議で、筑西市民病院(筑西市)と県西総合病院(桜川市)、民間病院(桜川市)の3施設を再編統合し、新中核病院(250床)、桜川市立病院(120床)の2病院を建設することで合意。
両病院とも2018年10月の開院をめざす方針です。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年6月18日付より転載)

おすすめ