「党議席の重み感じる」いっせい地方選 水戸市議選 3人全員当選

4月26日投票された、いっせい地方選後半戦の区市町村議選で、8都県の日本共産党は、148自治体で候補者を立て、410人が当選しました。
共産党は、「『海外で戦争する国』づくりなど安倍政権の暴走に地方からストップを」「国の悪政から住民のくらし・福祉を守る地方政治を」と訴え、有権者のなかで共感と支持を大きく広げました。


「3人全員当選だ」─。
4月26日投開票された水戸市議選(定数28)で、日本共産党の田中真己氏、中庭次男氏、土田記代美氏の当選の報に、各選挙事務所は喜びにわきかえりました。
土田氏が3,444票(得票順位7位)、田中氏が3,348票(得票順位9位)、中庭氏が3,001票(得票順位19位)と、3人そろって3,000票台を獲得したのは今回が初めて。
3氏合わせた得票率は9.76%を記録しました。

支持者とともに「3名全員当選」と喜び合う大内氏、田中氏、土田氏、中庭氏と江尻県議(前列左2人目から)=4月27日未明、水戸市

支持者とともに「3名全員当選」と喜び合う大内氏、田中氏、土田氏、中庭氏と江尻県議(前列左2人目から)=4月27日未明、水戸市


激戦を制した3氏は、「共産党3議席の重みは増している。3人の力を合わせてがんばる」(田中氏)、「3,000票を得た責任を感じている。市民要望実現のためにがんばる」(中庭氏)、「楽しく選挙戦をたたかうことができた。人が大切にされる政治をめざして力いっぱい働く」(土田氏)とそれぞれ決意を語りました。
水戸市長選を「明るい水戸市をつくる会」の無所属候補としてたたかった大内久美子党県副委員長は、「3人の当選は本当にうれしい。新市民会館などの大規模事業は見直しさせましょう」と力を込めました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年4月28日付より転載)

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