大激戦 県都の市議選 負担増から転換の3議席 水戸
茨城県水戸市では市長選、市議選が同時に行われます。
市長選は「明るい水戸市をつくる会」の新人、大内くみ子氏=日本共産党推薦=と、現職の高橋靖氏=自民、民主、公明推薦=との一騎打ち。
市議選(定数28)は8人オーバーの36人による争いが予想されるなか、日本共産党は田中まさき市議、なかにわ次男市議=以上現=、土田きよみ氏=新=の3氏全員当選へ全力をあげています。
水戸市は東日本大震災で被災した市民会館や市役所の建て替えに加え、2019年開催の国民体育大会に向けた体育館の建設を計画。
いずれも施設規模が巨大で、事業費も巨額です。
高橋市政とそれを支える自民、公明、民主、社民、無所属の「オール与党」はこうした大型事業を推進する一方、国保税や介護保険料、上・下水道料金などの値上げを次々に強行してきました。
日本共産党の田中市議、なかにわ市議、土田氏は、市民に犠牲を強いる高橋市政と「オール与党」議会の実態を告発。
「戦争立法」阻止や東海第2原発の廃炉、国保税の引き下げ、保育所の増設などの政策を掲げ、くらし・福祉を優先する市政への転換を訴えています。
(「しんぶん赤旗」 2015年4月18日付より転載)