「内閣を包囲する選挙に」 大門実紀史参院議員が訴え 水戸・日立
いっせい地方選後半戦(4月26日投票)で市長選・市議選をたたかう水戸市、市議選をたたかう日立市で3月15日、日本共産党の大門実紀史参院議員を迎え、演説会が開かれました。
大門氏は、自共対決を軸に国会論戦が展開されていると強調し、「戦後最も危険な安倍内閣を地方から包囲する歴史的な選挙にしよう」と共産党の躍進を呼びかけました。
水戸市の演説会では、「明るい水戸市をつくる会」の大内くみ子氏=新、日本共産党推薦=が、市民のくらし・福祉を削る一方、300億円も投入する巨大な市民会館の建設計画をすすめる現市政を批判。
「東海第2原発は廃炉に。市長を代えて、くらし・福祉、教育優先の市政をつくりましょう」と訴えました。
水戸市議選(定数28)は8人オーバーの36人が出馬表明。
多数激戦が予想されています。
田中まさき氏、なかにわ次男氏=以上現=、土田きよみ氏=新=の3氏は、自民、公明、民主、社民、無所属の議員が国保税などの値上げに賛成してきた「オール与党」議会の実態を告発。
党水戸市議団の実績などを報告し、「市民のくらしを守るために党3議席を必ず」と力を込めました。
日立製作所の企業城下町、日立市の市議選(定数28)には、4人はみだしの32人が立候補する見込みです。
共産党は小林まみ子氏=現=、おおそね勝正氏=元=が12年ぶりの党複数議席の回復をめざします。
演説会で小林氏、おおそね氏は、「国保料の引き下げなどで市民が安心して暮らせる市政をつくるためにがんばりたい」「東海第2原発は廃炉に」「大企業に堂々とモノが言える日本共産党の議席が必要」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年3月18日付より転載)