茨城・取手市議会で「『戦争法案』の撤回・廃案を求める意見書」可決
取手市議会が8月31日に開会され、共産党、ネット、無所属の4名の議員が「安全保障法制改定関連法案の撤回・廃案を求める意見書」(案)を提出しました。
議会運営委員会では「国会情勢もあるので先議する」ことを決め、初日に審議されました。
ネットの議員が提案理由を説明し、日本共産党の小池悦子議員は討論で、「党派を超え力を合わせましょう」と呼びかけました。
「国会に12万人、安保以来だ。孫を戦場に送ってはならない」など無所属、民主党、維新の党も賛成討論。
公明党は「憲法違反ではない」などと反対討論を行いましたが、採決の結果、賛成15(共産5、民主2、維新1、無所属6)、反対(公明4、無所属6)で可決しました。
加増充子党市議団長は、「意見書可決を市民に知らせ、いっそう世論と運動を広げていきたい」と話しました。