放射性物質漏えい 真剣な反省を 原子力機構に申し入れ 日本共産党茨城県委員会

日本共産党茨城県委員会は2月16日、原子力機構大洗研究開発センターを訪問し、近藤悟所長に「放射性物質の漏えいへの抗議と真剣な反省を求める申し入れ」を行いました。
申し入れには、大内久美子県副委員長、山中たい子県議、上野高志県議、高野衛鉾田市議、菊地昇悦大洗町議らが参加しました。

原子力機構の中島副センター長に申し入れる山中たい子県議、上野高志県議、菊地昇悦大洗町議、高野衛鉾田市議(右から)=2月16日、大洗研究開発センター

原子力機構の中島副センター長に申し入れる山中たい子県議、上野高志県議、菊地昇悦大洗町議、高野衛鉾田市議(右から)=2月16日、大洗研究開発センター


大洗研究開発センターには多数の「研究炉」があり、漏えい事故が多発。
材料試験炉「JMTR」で放射性物質を含む廃液が漏えいし、1年以上警報装置が作動していたにもかかわらず放置していたため、2月4日に原子力規制委員会が保安規定違反と認定しました。
山中県議は、「機構の対応に多くの県民が怒りと不安を抱いており、強い抗議を表明する」とのべ、「真剣な反省と体質の改善」を求めました。
応対した荒木副センター長らは、「保安管理強化検討委員会を設置し、センターとして取り組むべき保安管理の強化対策の具体化検討を行う」などと述べました。

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