今の政治を変えたい 山中たい子さんを再び県議会に 笠井氏を迎え演説会 茨城・つくば
いっせい地方選や中間地方選での日本共産党勝利に向け、日曜日の10月19日、各地で演説会や決起集会が取り組まれました。
茨城県つくば市では、県議選(12月5日告示、14日投票)をたたかう日本共産党の山中たい子氏=元=の勝利をと、笠井亮衆院議員を迎えて演説会が開かれました。
笠井氏は、安倍政権が消費税増税、原発再稼働、憲法改悪に向け暴走を続け、国民との矛盾を深めていると報告。
「国会でも県議会でも自民党と対決し、対案を持って県民、国民の声を真っすぐ届けます」と訴え、山中さん勝利へ大きく共同を広げようと呼びかけました。
また、定数4のつくば市区で自民党県議が3人を占めていることに触れ、笠井氏は「文字通りの自共対決です」と強調。
「山中さんを再び県議会に押し上げ、議席倍増でつくばから政治の流れを変えましょう」と訴えると、聴衆が沸き返りました。
元公明党副委員長の二見伸明氏らが応援あいさつに立ち、二見氏は「安倍政権の戦争する国づくりを許さないためにも、山中さん勝利を」などと訴えました。
応援に駆けつけた、つくば市在住のスケートボーダーの田中憲治さんは、地元のスケートボード場存続のため、山中氏が市との交渉に協力していることを紹介。
「山中さんは、困った人に手を差し伸べる人です」と支援を呼びかけました。
弁護士法人・茨城の大地つくば事務所の戸張順平弁護士は、憲法を破壊して戦争する国づくりへ暴走する安倍政権に触れ、「戦後69年間の平和の重みと、子どもたちの未来のために山中さん勝利を」と訴えました。
大内久美子県議は、大型開発にばく大な税金をつぎ込む県政を批判。
「大型開発の議案、予算に共産党以外すべて賛成でした」と述べ、福祉とくらしを大切にする県政をめざす共産党の値打ちを強調し、山中氏をはじめ、県議選での4人当選を訴えました。
山中氏は、税金の無駄使いをやめさせ、国保税引き下げや東海第2原発再稼働反対など、くらし・福祉最優先の県政に転換させるため、「何としても再び県議会へ押し上げてほしい」と訴えました。
桜村議時代から山中氏を応援しているというつくば市の女性(72)は、「年金が少なくなって生活が厳しい。必ず県議会に復帰して頑張ってほしい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月20日付、首都圏版 2014年10月21日付より転載)