新中核病院を早期に 鈴木さとし県議・筑西市議団 国に要請

日本共産党の鈴木さとし茨城県議と筑西市議団は10月15日、新中核病院の早期実現を求めて東京・参院議員会館で厚労省、総務省の担当者に要請しました。
大門実紀史参院議員(秘書)が同席しました。

茨城県の筑西・下妻医療圏には救急救命病院がなく、近隣の栃木県などに急病者が搬送されているのが現状。
新中核病院の建設は市民の悲願です。
建設をめぐっては当初、筑西市と桜川市の間で、筑西市に「300床の新中核病院」、桜川市に「県西総合病院」を存続させることで合意していました。
しかし、県は「二つの病院の統合が必要」との立場に固執しています。
鈴木県議らが、現在進行中の県西総合病院と桜川市内の民間病院の統合について尋ねると、厚生労働省は「統合再編する病院が三つになって1減らすなら、交付金の要件に該当する」、総務省も「県が練り上げる300床の収支計画にかかっている」などと説明しました。
市単独で新中核病院を建設する場合の借り入れについて、総務省担当者は「承認は県知事がするので県の審査だが、財政が特にひどくなければ承認は難しくない」と答えました。
鈴木県議らは「早期実現に一層奮闘したい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年10月22日付より転載)

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