地元悲願の新中核病院建設 “再選で道筋必ず” 筑西市演説会 鈴木さとし氏が訴え

10月11日、茨城県筑西市で日本共産党の紙智子参院議員を迎えて開かれた党演説会。
2013年9月に自共対決の一騎打ちの県議補選を制し、筑西市選挙区で県政史上初の党議席を獲得した鈴木さとし県議が、12月5日告示、14日投票の県議選で再選を期して全力でたたかう決意を表明し、大きな拍手に包まれました。

演説会参加者と握手を交わす鈴木県議、紙参院議員(左から)=10月11日、茨城県筑西市

演説会参加者と握手を交わす鈴木県議、紙参院議員(左から)=10月11日、茨城県筑西市


鈴木氏は、茨城が全国47都道府県中8位の財政力なのに、医療・福祉を最低水準に放置している県政の実態を指摘。
常陸那珂港の建設や霞ケ浦導水事業などの不要な大型公共事業を推進している自民、民主、公明などの「オール与党」勢力を厳しく批判しました。
そのうえで、鈴木氏は9月議会の一般質問で、地元住民悲願の新中核病院建設に向けた県の支援策や東海第2原発の廃炉の決断を知事に迫ってきたことを報告。
「何としても新中核病院建設に道筋をつけたい」「原発の再稼働は許せない」と強調し、支持を呼びかけました。
筑西市を含む衆院茨城1区に立候補予定の大内久美子県議が、鈴木氏の県議会での活躍ぶりを詳しく紹介。
「安倍暴走政権に対決する日本共産党が伸びれば国政や県政、地方政治も変えることができる。そのために鈴木さんを再び県議会に」と力を込めました。
訴えに耳を傾けていた男性(68)は、「周囲には仕事がないという人が多い。雇用の問題は深刻です。安倍政権は大企業には税金をまけているが、医療・福祉を切り下げている。将来が心配です。鈴木さんにはがんばってもらいたい」と期待を寄せていました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年10月15日付より転載)

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