「戦争する国」阻止 終戦の日 各地で宣伝・デモ
終戦69年を迎えた8月15日、日本共産党や市民団体は首都圏各地で宣伝し、「海外で戦争する国づくりを許すな」「歴史を逆行させる安倍政権打倒のための共同を広げよう」などと訴えました。
各地で市民から声援 茨城・取手
茨城県取手市では、年末の県議選に立候補を予定している日本共産党の上野たかし氏と党取手市議団(加増みつ子団長)が各所で街頭から訴えました。
上野氏は、「東南アジアでは、大きな平和の流れが広がっています。その流れに逆行する安倍内閣の『海外で戦争する国づくり』は絶対に許せません」と訴えました。
取手市では毎年、反戦・平和への決意を新たに街頭宣伝を行っています。
上野氏と4市議の訴えに、各地で市民から声援が起こり、冷たい飲み物などの差し入れも寄せられました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年8月19日付より転載)
集団的自衛権の行使容認 許されない 茨城・筑西
茨城県筑西市では、日本共産党の下館南支部と加茂さちえ市議が、筑西市内のスーパー前など6か所で「戦争する国づくりを許すな」と街頭宣伝を行いました。
加茂市議は、侵略戦争の痛苦の反省から「二度と戦争はしない」と憲法で誓い、国際社会の仲間に復帰したにもかかわらず、安倍政権は国民の強い反対のなか、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行し、「戦争する国」へとつき進もうとしていると批判。
「『海外で戦争する国』づくりを許すな」「解釈で憲法を壊すな」の一点で国民的共同をひろげ、安倍政権の軍国主義復活の野望を打ち砕くために全力をつくすと表明しました。
買い物途中の人や通りがかった人たちから、「これからも応援します」「安倍総理は一体何をしようと考えているのだろうか。すぐにやめてもらわないとならない」など、次々と話しかけてくる人や、通りすがりの車内から手を振っていました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年8月22日付より転載)