水戸演説会 自民と対決の党に願いを 茨城県議選躍進へ 小池氏が訴え
日本共産党茨城県委員会は4月20日、12月に行われる茨城県議選と来年のいっせい地方選挙での躍進を勝ちとろうと、小池晃副委員長・参院議員を迎え、水戸市内で大演説会を開きました。
会場は満席となり、熱気に包まれました。
県議選には、江尻かな(水戸市・城里町区=新)、鈴木さとし(筑西市区=現)、山中たい子(つくば市区=元)、上野たかし(取手・利根町区=新)の各氏が立候補を予定。現有2議席からの倍増をめざしています。
小池氏は、集団的自衛権行使、原発再稼働、社会保障改悪、環太平洋連携協定(TPP)推進、雇用破壊など国政のあらゆる分野で暴走する安倍政権を批判。
「アメリカ言いなり、財界に奉仕する自民党政治に対決し、対案を示すことができるのが共産党です。みなさんの願いを託してください」と訴えました。
小池氏は、県議選が消費税大増税路線にストップをかける「自共対決」の選挙だと強調。
共産党以外の「オール与党」が大型開発に熱中し、全国8位の財政力がありながら医療や福祉などは47都道府県中で最低ランクだと県政の問題点を指摘し、「共産党の議席倍増で、くらしに冷たい県政を変え、暴走する安倍政権に茨城から怒りの声を上げよう」と呼びかけました。
また、県議予定候補4氏が、東海第2原発再稼働阻止や医療・教育政策の改善など県政転換に全力を尽くすと決意表明。
茨城県内15市で行われる中間・いっせい地方選挙をたたかう共産党の予定候補23氏が紹介されました。
日立市から来た男性(69)は、「アメリカ言いなりで戦争に向かう自民党ときっぱり対決するのは共産党。若い人にも訴えて県議選で前進したい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」 2014年4月21日付より転載)