新中核病院建設を 県の積極的関与を要請 茨城・共産党議員
茨城県西部に位置する筑西市、桜川市が計画をすすめている新中核病院について、日本共産党の鈴木さとし県議と筑西市議、桜川市議は2月20日、橋本昌知事あてに病院建設に向けて県が積極的な役割を果たすよう申し入れました。
申し入れたのは、鈴木県議と加茂幸恵筑西市議、三浦譲筑西市議、菊池伸浩桜川市議です。
両市を含む医療圏には医療機関が少なく、心疾患や脳血管疾患による死亡率が全国平均を大きく上回っており、新中核病院(300床規模)の建設は地域住民の悲願です。
昨年9月の県議補選筑西市選挙区で、「新中核病院の建設を」との公約を掲げて当選した日本共産党の鈴木さとし県議が初の一般質問で、「県の積極的関与で新中核病院の建設実現を」と迫り、橋本知事は「やれることは何でもやっていく」と答弁していました。
その後発足した両市、医療関係者などでつくる代表者会議は建設場所などを協議。
昨年12月、筑西市長、桜川市長は「建設場所は筑西市養蚕地区」とした合意文書を取り交わしました。
鈴木県議らはこうした事態の進展を指摘し、県側に「新中核病院は住民の悲願。一日も早く建設実現を」と要請しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年2月22日付より転載)