子育て支援策が県民要望2位に 茨城県調査
茨城県が2013年9月から10月に実施した県政世論調査が、このほどまとまりました。
県内に居住する1,500人を無作為に選び、1,101人から聞き取ったもの。
「県政への要望」(3項目選択)では、「高齢者福祉サービス体制の充実」(37.3%)がトップ。
前回調査で3位だった「子育て支援・少子化対策の推進」(32.2%)が2位、3位は「医療体制(医療従事者の確保、救急医療対策など)の充実」(28.6%)でした。
以下、「高齢者の健康・生きがいづくり」(17.3%)、「食の安全対策」(12.5%)、「治安の回復」(11.2%)、「雇用対策の充実」(10.8%)。
子育て世代に当たる20代から40代(男女とも)では、「子育て支援・少子化対策」がトップ。
「雇用対策の充実」も求めており、子育て環境や雇用情勢の深刻さが浮き彫りになったかたちです。
県が力を入れている「高速道路や空港、港湾などの交通ネットワークの整備」(2.7%)を望む声は少数でした。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年1月19日付より転載)