教育改善の請願相次ぐ 茨城県議会

茨城県議会第4回定例会が12月2日開会されました。会期は16日までの15日間。
提出議案は、県立こども福祉医療センター廃止条例案など条例その他35件、報告1件の計36件です。
橋本昌知事は、東京電力が福島第1原発事故の損害賠償打ち切り通知を出したことについて、事故と相当因果関係が認められる損害はすべて賠償するよう、東京電力に申し入れたことを報告。
企業誘致の推進と茨城空港(航空自衛隊百里基地の軍民「共用」空港)の就航対策に取り組んでいく立場を強調しました。
定例会には、私学助成の増額や教育条件の改善などを求める請願書が相次いで提出されました。
「私学助成をすすめる県連絡会議」は5万7000人余の署名を添えて、授業料軽減予算の拡充などを請願。
「民主教育をすすめる県民会議」は、小・中学校、高校での30人以下学級の早期実現などを求めています。
いずれも日本共産党の大内久美子議員、鈴木さとし議員が紹介議員になりました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年12月3日付より転載。茨城県議会本会議の模様は茨城県議会インターネット中継(Windows Media Playerのみ対応)、一部時間帯で「いばキラTV(USTREAM)」でもご覧いただけます。)

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