東海第2原発廃炉へ 知事に署名提出 県民センター第7次累計 30万人突破 茨城
「東海第2原発の再稼働阻止・廃炉をめざす県民センター」は11月14日、日本原電の東海第2原発(東海村)の再稼働中止と廃炉を求める7,242人分の署名を橋本昌知事あてに追加提出しました。
今回提出した署名は第7次分。累計署名数は30万4063人分に達しました。
署名提出には30人余が参加。
署名を手渡された県生活環境部の丹勝義・防災危機管理局長は、「署名は重く受けとめる。福島第1原発事故は収束していない。汚染水を海洋に放出させるようなことがあってはならない」とのべました。
参加者らは、「(東海第2原発の過酷事故を想定した)実効性のある避難計画など策定できるのか」「たとえ避難できたとしても家には戻れないという事実を認識してほしい」「こんなことまでして原発を維持する意味があるのか」などと次々に発言。
東海第2原発の廃炉を改めて求めました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年11月16日付より転載)