電力不足「ウソだ」 水戸・原電前で原発ゼロ行動
通算61回目の金曜行動「原電いばらき抗議アクション」が10月25日夕、東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働をねらう日本原電の茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前で行われました。
約30人が、東海第2原発の廃炉と原発ゼロ社会の実現を市民にアピールしました。
参加者らはスピーチで、「原発に関する情報も秘密にしてしまう『秘密保護法』を阻止しよう」「東海第2(原発)を襲った津波が、もう少し高かったら福島(第1原発)と同様の過酷事故が起きて、ここ(水戸など)には住めなくなっていた」などと訴えました。
初参加の男性も、「きょうもきれいな明かりが街に灯っている。『原発をなくしたら、電力が足りなくなる』と言ったのは誰だ。ウソは通じない」と怒りの声を上げました。
日本共産党の江尻加那・水戸市議は、「市町村は(原発事故からの)避難計画の立案に行き詰まっている。東海第2は廃炉にする以外にない」と力を込め、参加者を激励しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年10月27日付より転載。今後の予定は「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )