県民本位の茨城に 明るい会 田中重博氏 勝利へ決起

8月22日告示の茨城県知事選(9月8日投票)に、茨城大学名誉教授の田中しげひろ氏を擁立する予定の「明るい民主県政をつくる会」(明るい会)は8月18日、水戸市内で決起集会を開き、約500人が参加しました。
茨城県知事選は、田中氏と現職の橋本昌氏との事実上の一騎打ちになる見込みです。
決起集会であいさつした田中予定候補は、橋本知事が無駄な公共事業で借金の山をつくりながら、巨額の退職金を受け取っていることや東海第2原発の廃炉を求めた30万人分の署名に背を向けていることを批判。
「原発の危険から県民の命を守り、くらし・福祉を充実させる民主県政の実現のために悔いのないたたかいをしよう」とよびかけました。

「明るい会」のメンバーや支持者とともに、選挙戦をたたかう決意を新たにする田中しげひろ知事予定候補(中央)=8月18日夜、水戸市

「明るい会」のメンバーや支持者とともに決意を新たにする田中しげひろ知事予定候補(中央)=8月18日夜、水戸市


「明るい会」の谷萩陽一会長が、「橋本氏は20年も知事をやってきて茨城のくらしの指標は全国最低。県民本位の県政をつくるチャンス」と強調し、高村義親茨城大学名誉教授は、「橋本知事はゼネコン汚職の竹内(藤男)県政を引き継いでいる」と指摘。
日本共産党の大内久美子県議が、県民に冷酷な橋本県政の実態を示し、「地方自治に詳しい田中さんを知事に」と訴えました。
茨城大学関係者や「明るい会」を構成する団体、各地の「明るい会」がそれぞれ決意表明に立ち、日本原電茨城総合事務所前で毎週金曜日に抗議行動を繰り広げているメンバーも参加。
ドラムや鐘を打ち鳴らし、「東海第2の再稼働反対」などのコールを響かせ、田中予定候補を激励しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年8月20日付より転載)

おすすめ