共産党演説会 「茨城から原発ゼロ」 高橋衆院議員と小林予定候補

参院選勝利をめざす日本共産党茨城県委員会は6月1日、高橋ちづ子衆院議員(東北ブロック選出)を迎え、ひたちなか市文化会館大ホールで演説会を開きました。

聴衆の激励に応える高橋衆院議員(右)と小林予定候補=6月1日、ひたちなか市

聴衆の激励に応える高橋衆院議員(右)と小林予定候補=6月1日、ひたちなか市


約1000人の聴衆を前に「茨城も東日本大震災の被災地」と切り出した高橋氏は、国と東京電力に福島第1原発の事故責任を求めている日本共産党の立場をのべ、「原子力発祥の地、茨城から原発ゼロの声をあげていこう」と訴えました。
そのうえで高橋氏は、生活保護法の改悪や「限定正社員」法制化の動きなどにふれ、「アベノミクスは国民にとっていいことは全然ない」と指摘し、国民いじめの政治を競い合う自民、公明、民主、維新などの党を批判。
「TPP参加反対を貫き、憲法を守る先頭に立つ日本共産党を大きくすることが暮らしを守る確かな力」と強調し、比例5予定候補と小林きょう子選挙区予定候補の必勝をよびかけました。
小林きょう子党くらし・雇用対策部長が「TPPに参加すると食の安全が脅かされる」と指摘。原発ゼロ社会の実現、憲法・平和を守り抜く決意を表明しました。
演説会では、脱原発を求めている市民グループ「チームdeあい」の加藤由紀子代表、はなのわ保育園の宇田貴子園長がそれぞれ来賓あいさつしました。
演説を聞いていた水戸市の男性(61)は、「原発はこわい。核のごみの処分方法は決まっていない。原発はゼロに。共産党はまちがったことは言っていないし、市民にとっては頼もしい存在。もっと伸びてほしい」と期待を寄せていました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年6月2日付より転載)

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