原発ゼロ 各地連帯 今春入学の男子大生も 水戸
原発ゼロを求める行動が4月19、20の両日、首都圏各地で取り組まれました。
19日夜、老朽化した東海第2原発(東海村)を抱える日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前で、東海第2原発の廃炉と原発ゼロ社会の実現を求めて約40人が金曜行動を繰り広げました。
昨年7月から数えて通算36回目。
大学に入学したばかりの男子学生(18)は、「自然エネルギーの利用でなく、なぜ原発なのか。金もうけのためではないか」とスピーチ。
この行動に初めて参加した日立市の女性(68)は、「福島第1原発では多くの作業員が被ばくしながら働いている。こんなことが許されていいのか」と指摘。
「一人でも多くの人と運動をすすめていくことが日本の夜明けにつながる」と連帯してたたかうことの大切さを訴えました。
他の女性もマイクを握り、「福島第1原発事故の収束見通しも立っていないのに、原発事故や汚染水などの問題が報道されなくなった。マスコミは電力会社や原発メーカーから広告料をもらっているからだ」などとメディアの現状を痛烈に批判しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年4月21日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )