「原発と人間は共存できない」 東海第2原発 再稼働に反対

3月22日夜、日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前に30人余が集まり、日本原電東海第2原発(東海村)の廃炉と原発ゼロ社会の実現をアピールする32回目の金曜行動を繰り広げました。
事故のあった東京電力福島第1原発で使用済み核燃料プールの冷却が長時間停止したことについて、参加者らは「原発をすすめる正当性はない。子どもたちに放射能を押し付けていいのか」、「東電の体質は何も変わっていないし、原発推進の御用学者は、科学者ではない。これで日本が原発を輸出できるのか」などと怒りの声を上げました。
マイクを渡された日本共産党の大内久美子県議は、「橋本昌知事は原発について自分の考えを何一つ言えない。東海第2原発の再稼働を前提にした原子力防災計画などは立てられない。日本原電には使用済み核燃料の安全管理を徹底させよう。原発と人間は共存できない」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年3月24日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )

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