百里初午まつり盛大に 茨城・小美玉

茨城県小美玉市にある、航空自衛隊百里基地の誘導路を「く」の字に曲げている百里平和公園で2月11日、恒例の「百里初午まつり」が盛大に開かれました。
百里基地反対同盟が主催したもの。
同公園内の百里稲荷前で県内外から参加した多くの人たちがにぎやかに交流し、憲法を守りぬく決意を新たにしました。
「自衛隊は憲法違反」と訴え、裁判をたたかった百里弁護団長の内藤功弁護士が「安倍政権と改憲勢力は憲法9条を奪いとろうとしている。国民の命を守るためにも9条を守っていこう」とあいさつ。
労組、平和・民主団体などの代表が次々にマイクを握り、憲法改悪阻止や環太平洋連携協定(TPP)参加反対、東海第2原発の廃炉と脱原発などをめざしてたたかう決意を語りました。
日本共産党の小林きょう子参院選挙区予定候補が「憲法9条と農業を守るために、ともにがんばりたい」と連帯あいさつ。
埼玉県から訪れた狭山平和委員会の男性(72)は「百里のたたかいに学んで、入間基地へのたたかいをすすめていく。自衛隊を国防軍にすることなどは許されない」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年2月13日付より転載)

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