東海第2 「共存できぬ」 廃炉求める署名活動 水戸
水戸市のJR水戸駅南口で2月12日夜、日本原電東海第2原発(東海村)の廃炉を求める宣伝署名行動が取り組まれました。
毎週金曜日夜に日本原電茨城総合事務所が入居する県開発公社ビル前で行動している有志が、駅利用者や買い物客、通行人ら広範な市民にアピールしようと計画したもので、約20人が参加。
東海第2原発について▽東日本大震災の津波を被り、「あわや大惨事」という事態になっていた▽運転開始から34年が経過する老朽原発でトラブル続き▽過酷事故時、水戸市を含む30キロ圏内に生活している100万人もの避難計画など立てようもない─などと指摘。
「人間と共存できない原発は廃炉以外にない」と訴えました。
署名に応じた福祉関係の専門学校に通う男性(20)は「自分も手伝いたい」とビラの配布に協力。
男性は、福島(第1原発)の事故で、介護施設などに入所していた人たちも避難生活を強いられている。今どうしているのか…」と思いをはせ、「原発はなくす以外にない」と言い切りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年2月14日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。)