質問者制限改めよ 共産党茨城県議団が議会運営で要請

日本共産党茨城県議団(山中たい子県議、江尻加那県議、上野高志県議)は臨時議会招集日の1月16日、細谷典幸議長に議会運営の改善を申し入れました。

細谷典幸議長(右)に議会運営の改善を申し入れる上野県議、江尻県議、山中県議(左から)=1月16日、茨城県議会

細谷典幸議長(右)に議会運営の改善を申し入れる上野県議、江尻県議、山中県議(左から)=1月16日、茨城県議会


茨城県議会には63人の議員がいるにもかかわらず、年間一般質問者枠を40人に決め、議席の多い会派順に割り当ててきました。
このため少数会派の質問機会が制限されています。
申し入れ書は、▽年間一般質問者枠40人制限をあらため、議員の質問権を保障する▽代表質問はすべての会派が行えるようにする▽1人会派を認める▽議会運営委員会はすべての会派で構成する▽定例会、臨時議会での費用弁償を廃止する▽インターネット中継を常任委員会まで拡大し、オンデマンド視聴も可能にする─などを要求。
選挙区については、▽合区などで定数1~2人区をなくす▽1票の格差を是正する─などを求めました。
細谷議長は「意見として承りました」と述べました。

茨城県議会 臨時会開く

茨城県議会は1月16日、昨年末の県議改選後、初の臨時会を開き、議長に細谷典幸氏、副議長に山岡恒夫氏=いずれも自民=をそれぞれ選出し、常任委員会委員、議会運営委員会委員を選任しました。
日本共産党の山中たい子議員は防災環境商工委員会委員に、江尻加那議員は保健福祉委員会委員と議会運営委員会委員に、上野高志議員は総務企画委員会委員に、それぞれ選任されました。
共産党議員が議会運営委員会委員に選任されたのは16年ぶりのことです。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年1月17日付より転載。「議会運営の改善に関する申し入れ」全文[PDF]はこちらから)

おすすめ