希望ある茨城県政へ 田中しげひろ知事候補・山中たい子氏が訴え

茨城県知事選(9月7日投票)で県内各地を回っている「いのち輝くいばらきの会」の田中しげひろ候補は8月27日、つくば市内で屋内演説会を開きました。田中候補を推薦する日本共産党から、県議補選つくば市区(選出数1、8月29日告示・9月7日投票)に挑戦する山中たい子前県議もマイクを握りました。

演説会終了後、参加者にあいさつする山中氏と田中氏

演説会終了後、参加者にあいさつする山中氏(中央左)と田中氏(中央右)=8月27日、茨城県つくば市

田中氏は、「もうかる県政」をキャッチフレーズに大型開発や大企業優先の大井川和彦知事について、「地方自治体の役割は、もうけることではなく住民の命と暮らしを守り、公共の福祉を優先することだ」と批判しました。
地方自治の専門家である田中氏は、「命と暮らし最優先の茨城県にする。県民に希望ある県政していきましょう」と公約を語りました。

山中氏は県議時代に、コロナ禍の下で「選択と集中」の名によって保健所を削減した大井川知事を批判。「知事を代えて、地域の声を代弁する議員を選ぶことで県政は変えられる」と強調しました。

田中候補の支持を表明した「つくば・市民ネットワーク」の宇野信子県議は、教育改革の名の下で子どもたちが疲弊している実態を指摘し、「子どもたちのための教育を進める田中さんへの一票を呼びかけていく」と訴えました。

参加者からは、「田中さんと山中さんが一緒に県政に携わることを考えたら胸がワクワクする」、「田中さんの立候補により大井川県政の問題点が浮き彫りになる」など、応援の発言がありました。

(「しんぶん赤旗」2025年8月28日付より転載)

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