茨城県知事選 田中重博氏が事務所開き 医療・福祉・農業を支援
茨城県知事選(8月21日告示、9月7日投開票)に無所属で出馬を表明している政治団体「いのち輝くいばらきの会」の田中重博氏(78)は7月30日、水戸市内で事務所開きを行いました。
田中氏は、もうけ優先の現職・大井川和彦知事の県政に対して、「地方自治を踏み外している」と批判。医療や福祉、教育の充実と農業支援、ジェンダー平等や気候危機打開、東海第2原発廃炉を訴えるとともに、「戦後80年、県内の百里基地機能強化など、戦争する国づくりには反対。平和を守る取り組みにも力を尽くす」と力説しました。
応援に駆けつけた元公明党副委員長の二見伸明氏は、SNSを使って大きく広げていくことを提起し、「民主主義を守るたたかいだ。みんなでがんばろう」と呼びかけました。
有機農業に携わる人や地元の弁護士などからも応援の訴えがありました。輝く会の構成団体の県平和委員会、新日本婦人の会県本部、県農民連、茨城労連、茨商連、茨城民医連も連帯のあいさつをしました。日本共産党県委員会は7月29日に推薦を決定。上野高志委員長は、「大企業に大盤振る舞いの大井川県政。地方自治の専門家、田中重博さんで変えていきましょう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年8月1日付より転載)