戦後・被爆80年 2025国民平和大行進 福島→茨城 核なき世界へ「町にも変化」

原水爆禁止国民平和大行進(北海道→東京コース)は6月26日夕、福島県から茨城県北茨城市に入り、平潟町公民館で引き継ぎ集会を行いました。

渡邉さんを囲み交流した集会参加者ら

通し行進者の渡邉さん(前列左から3人目)を囲み交流した集会参加者ら=6月26日、茨城県北茨城市

5月6日に北海道の礼文島を出発した通し行進者の渡邉正郎さん(77)は、今回5回目のチャレンジ。被爆80年、日本被団協のノーベル平和賞受賞などにふれ、「沿道の反応も多く、町の様子も変わってきている」と感想を話し、「7月26日の東京到着までがんばりたい」と語りました。

茨城県内行進責任者の加藤岑生さんは、「被団協のノーベル平和賞を祝い、誇りにして核兵器廃絶を訴え歩いて行きましょう」とあいさつ。福島県いわき行進団代表や福島県原水協、茨城県北茨城市9条の会・平和の会、北茨城市と高萩市の原水協、県厚生連労組などが参加し、平和行進をつないでいく思いを交流しました。

(「しんぶん赤旗」2025年6月28日付より転載)

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