ケア労働増員・賃上げを 県医労連が署名呼びかけ
茨城県医療労働組合連合会(県医労連)は5月11日、「ナースウエーブ in 茨城」をJR水戸駅南ロデッキで行い、「安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める国会請願署名」を呼びかけました。
県医労連に加盟している4単組から11人が参加。汗ばむ暑さのなか、プラカードでアピールし、宣伝ティッシュを配りながら対話を広げました。

署名に応じる市民(左端)=5月11日、水戸市
署名に応じた人たちからは、「自分も看護師をやっていたから、こういうふうにがんばってくれていてうれしい」、「病院でお世話になっているので、医師や看護師を増やしてほしいと思う」などの声が寄せられました。
署名活動の参加者は、口々に「現場の人手不足が深刻な状況だ」と言います。ある看護師は、「いろいろなものが機械化されても、一つ一つの看護は人間が一番。人手がほしい」。別の看護師は、現場が大変な状況の中、「こうして署名に取り組むことは大事なこと。あきらめたら何も変わらない」と、参加した思いを語りました。
(「しんぶん赤旗」2025年5月13日付より転載)