袴田さん判決うけ国民救援会が宣伝 水戸

日本国民救援会茨城県本部は9月26日、静岡地方裁判所(国井恒志裁判長)が、死刑囚として有罪判決を受けて服役した袴田巌さん(88)に無罪判決を出したことを受け、夕刻の水戸駅前で宣伝行動を行いました。

宣伝行動終了後に参加者で記念撮影。左から4人目は中庭氏

宣伝行動終了後に参加者で記念撮影。左から4人目は中庭氏=9月26日、水戸市

「速報『袴田さん無罪判決』事件から58年の闘い」と書かれた、事件の概要と経過を載せたビラを配布しながら、行き交う人びとに訴えました。対話になった人には「再審法改正を求める請願署名」も合わせて呼びかけました。

緊急に呼びかけた宣伝行動は5人でスタートしましたが、仕事を終えて駆け付けた人などで総勢10人になりました。帰宅時間も重なり、駅はたくさんの人が行き交う中で、ビラの受け取りもよく「よかったね」と声をかけてくれた人や、事件を「知らなかった」という高校生の受け取りも多かった状況でした。

日本共産党の中庭由美子水戸市議も駆けつけ、対話や署名などを共に呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2024年9月30日付より転載)

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