町立図書館は直営で 藤咲芙美子氏、維持要求 茨城・城里町議会
6月7日の茨城県城里町議会一般質問で、日本共産党の藤咲芙美子議員は、町立桂図書館を引きつづき町直営で運営するよう求めました。城里町は指定管理者への業務委託を検討しています。
藤咲氏は、「高い専門性と地域の知的財産を保持している」として図書館の役割を指摘。
2015年に桂図書館の指定管理について質問した際、藤咲氏に対し、当時の教育長が指定管理のデメリットとして、▽図書館本来の企画立案ができない▽郷土・行政資料の収集が滞ることもないとは言い切れない─と答弁し、町直営を継続したことに言及。「図書館は民営化せず、町が責任をもって運営すべきだ」と強調しました。
添田智教育長は、「町の図書館協議会で指定管理の是非について審議したい。住民の声を聴きながら慎重に進める」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2023年6月10日付より転載)