産廃整備 洪水の危険 住民、県の過失主張 水戸地裁

茨城県日立市の鉱山跡地を候補地として県が整備を進める新産業廃棄物最終処分場をめぐり、事業費の支出が違法だとして、市民が差し止めを求めている裁判の第6回口頭弁論が6月1日、水戸地裁(廣澤諭裁判長)で開かれました。

原告側は、洪水が懸念される候補地を選定した県の過失を主張。
代理人の坂本博之弁護士は、降水時に候補地が雨水をせき止めているとして、「防災ダムの役割を果たしている場所を埋め立ててしまえば、洪水の危険性が高まるのは明らかだ」と指摘。

県は近隣を流れる唐津沢について、洪水浸水想定区域に指定すべきだとして、「県の選定は裁量権を超えている」と述べました。

次回進行協議は8月8日、口頭弁論は10月19日午前11時から。

(「しんぶん赤旗」2023年6月3日付より転載)

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