高校設置“つくば”の願い 山中たい子茨城県議が訴え
大激戦となっている茨城県議選(12月2日告示・11日投開票)で、つくば市区(定数5)から5期目をめざす日本共産党の山中たい子県議は11月27日、終日市内を駆け巡り、「命と暮らしを守る願いを託してほしい」と訴えました。
「県議選で大きく問われているのは、税金の使い方を見直して医療や福祉の充実を図ること」と切り出した山中氏は、県が霞ケ浦導水事業と一体の高い水道料金や、土地開発の売れ残りに県税を投入するなど、無責任な開発のツケを県民に押しつけていると批判。
共産党以外の全会派が県の予算・決算に賛成だとし、「唯一の野党として、チェック機能をしっかり果たす共産党の議席を今度も勝ち抜かせてほしい」と呼びかけました。
同時に、つくば市で切実な要望となっている県立高校の新設をめぐり、7,700人分もの請願署名の唯一の紹介議員となったとし、「高校の設置は“オールつくば”の願いだ」と力説。
多くの市民の願いにもかかわらず、まともな審議がないまま事実上の廃案になったことを批判し、「子どもの未来を守りたい。県議会に押し上げていただき、力を合わせて県立高校の設置を必ず実現したい」と力を込めました。
(「しんぶん赤旗」2022年11月27日付より転載)