茨城・ひたちなか市議補選 武田さとし氏 東海第2原発の再稼働ストップ迫る 11月13日告示

茨城県ひたちなか市議補選(選出数2)が11月13日に告示(20日投票)されます。
日本共産党の山形由美子市議の死去と前市議会議長の辞職によるもの。共産党は武田さとし氏(54)=新=が山形市議の遺志を引き継ぎ、党の2議席回復をめざします。

ひたちなか市は東海村に隣接。日本原子力発電(原電)東海第2原発の再稼働に際し、事前了解を求める対象自治体になっています。
国が東海第2原発を含め、推進の姿勢を強める下で、宇田貴子議員、山形議員は、県や周辺自治体が策定を進める避難計画を「再稼働に道を開くもの」と厳しく批判。
東海第2原発廃炉の決断と、再生可能エネルギーの抜本的な普及を毎議会で求めてきました。
再稼働ストップを迫る党議席の回復は不可欠です。

武田氏は、20年にわたり看板業を営んできた経験から、コロナ禍や物価高騰から中小業者を守るためにも消費税減税とインボイス中止を訴え。
水戸市の3.5倍にのぼる、市のため込み金(約117億円)と県内6位の財政力を生かした学校給食費の無償化を掲げています。

2人の子は高校生と中学生。市独自の給付型奨学金の創設を力説し、「子育て世代や中小零細業者の願いを市政に届けたい」と訴えています。

(「しんぶん赤旗」2022年11月11日付より転載)

おすすめ