生活保護基準切り下げで風呂減らし生活 水戸で学習会

生活保護の老齢加算の廃止や保護基準額の引き下げに反対する「生存権裁判を支援する学習会」が11月5日、水戸市の赤塚市民センターで開かれ、50人余が参加しました。
主催は水戸生活と健康を守る会、茨城県社会保障推進協議会、茨城民医連。
井上英夫金沢大学名誉教授(生存権裁判を支援する全国連絡会会長)が講演し、生存権裁判は憲法25条の生存権を守るためにも重要な裁判闘争であることを強調しました。
参加者からは、「生活保護基準の引き下げにより、風呂に入る回数を減らした」「食費を切り詰めるため、スーパーの見切り品を買うために夜9時に買い物に行った」「冠婚葬祭もできない」などの発言がありました。
水戸生活と健康を守る会として、茨城でも支援する会を結成することが提案され、確認されました。
学習会には、つくば市生活と健康を守る会、年金者組合なども出席し、日本共産党の中庭次男水戸市議も激励のあいさつをしました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年11月12日付より転載)

おすすめ