茨城県議選 勝利へいざ つくば・水戸・取手市で演説会 会場熱気
茨城県議選(12月2日告示・11日投開票)での日本共産党の勝利をめざし、10月22日と23日の両日、つくば市・水戸市・取手市の3市で演説会が開かれました。
暮らし・福祉優先の県政実現へ、党予定候補と応援弁士の訴えに会場は熱気に包まれました。
つくば■医療を守る山中たい子県議
つくば市(定数5)では22日、山添拓参院議員が、県立医療大と付属病院の独立法人化を中止に追い込んだ山中たい子県議の実績を紹介。
「県民の医療を守った山中さんを今度も県政へ」と訴えました。
統一協会と自民党との癒着、物価高騰で暮らしを守る責任を果たさない国の悪政とともに、県が医療・福祉を軽視していることに、参加者から「あまりにも今の政治がひどすぎる。もっともっと共産党の支持を広げたい」との声が。
40代の女性は、「共産党には変わらない信念で(政治の)誤りを正してほしい。今の社会が変わらないものだと思わず、正しいと思う行動をしていけたらと励まされた」と感想を寄せ、党への期待を語りました。
水戸■反原発貫く江尻かな県議
水戸市(定数6・城里町含む)では10月23日、山下芳生党副委員長・参院議員が、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の廃炉を繰り返し迫ってきた江尻かな県議を「宝の議席」と強調。
党と後援会は、13期連続・52年にわたり守ってきた県都議席の絶対確保をめざします。
「東海第2原発の再稼働に反対を貫く」、「理不尽な現実を変えようとする生き方に希望がある。3期目に向けてたたかいぬきたい」との江尻氏の訴えに共感が広がっています。
初参加の人から、「引き込まれる演説に元気をたくさんもらった」との感想が寄せられています。
東部地区党・後援会は、党外の参加者への入党働きかけも広げており、県政の転換を求める幅広い県民と力を合わせようと奮闘しています。
取手■奪還へ全力 佐野太一氏
取手市(定数2)では10月23日、田村智子党副委員長・参院議員を迎え、前回失った党議席の奪還へ熱気あふれる演説会になりました。
共産党への期待は新人の佐野太一氏の魅力とも響き合っています。
これまで産業カウンセラーとして働く人のメンタルヘルスや「生理の貧困」問題に向き合ってきた佐野氏。
他市から初めて参加した女性は、「佐野さんが、困っている人のためのワンストップ窓口をつくると言ってくれたのがうれしい。県への要請はハードルが高いのが現状」と語り、利根町の40代の女性は、「国会の現状が私にもよく分かった。生活は苦しいし政治を変えないとだめですね」。
同じ職場の女性も、「物価高は買い物のたびにびっくり。佐野さんをぜひ勝たせたい」と話します。
高木晶党市委員長は、「取手市区は“自共対決”。自民党の議席独占を許さず、定数2で風穴を開けたい」と話しています。
(「しんぶん赤旗」2022年10月26日付より転載)