統一協会系企画に関与 調査求める 土田記代美市議 水戸市議会で代表質問

日本共産党の土田記代美水戸市議は、9月12日の水戸市議会定例会代表質問で、水戸市が統一協会の関連団体である「世界平和女性連合」主催の行事に公共施設を提供していた問題を明らかにし、協会系イベントへの市の関与を調査するよう求めました。

土田氏は、世界平和女性連合が昨年7月、大学生などを対象に開いた「女子留学生日本語弁論大会」の茨城県大会を市内で主催し、市が公共施設を提供していたと告発。

7月に土浦市で開かれた同様の県大会を土浦市教育委員会が後援していた問題にも触れ、「弁論大会をきっかけに市民が反社会的カルトの被害に遭うことも考えられる。施設を貸し出すこと自体、問題ではないか」と強調。
市や市教委の後援・共催や、旧統一協会と関連団体への公共施設の貸し出しの実態について調査するよう求めました。

高橋靖市長は協会との関係について、「市としても個人としても関わったことはなく、今後もない」と答弁。
施設の利用調査については、「過去にさかのぼって調べるが、貸し出し規定もあるので適切に対応していきたい」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月14日付より転載)

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