5.1 メーデー 賃上げで希望が持てる社会を 水戸

「働くものの団結で生活と権利を守り、平和の日本を。ロシアはウクライナから撤退せよ」─。5月1日、各地でメーデーが開かれ、多くの労働者、市民が平和と暮らし、民主主義を求めてアピールしました。

水戸市のJR水戸駅北口では、第93回茨城県中央メーデーが開かれました。

白石勝巳実行委員長(茨城労連議長)が、「コロナ禍で暮らしが脅かされる下、賃上げがどうしても必要だ」、「8時間働けば普通に暮らせ、誰もが希望が持てる社会をつくろう」とあいさつ。

労働組合の代表がリレートークし、「医療・福祉の充実へ、安定した診療報酬を求めたい」(医労連)、「不当解雇された大津漁協の労働争議に支援を」(全国一般)、「教え子を戦場に送らない。軍備拡大に反対」(高教組)と訴えました。

平和・民主団体の代表は、「防衛予算の2倍化や核共有の議論など、戦争の足音が聞こえる。改憲はさせない」(平和委)、「ロシアによる核戦争阻止の声を大きくあげたい」(原水協)、「東海第2原発の再稼働は許さない」(水戸翔合同法律事務所)と力説。

日本共産党の大内くみ子県副委員長(参院選挙区予定候補)が、「命と暮らし・平和を大切にする政治へ共に頑張りましょう」とあいさつしました。

(「しんぶん赤旗」2022年5月3日付より転載)

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