戦争やめよ 広がる共感 軍事対軍事は破滅の道 戦争反対アピール 茨城

水戸市のJR水戸駅南口で4月19日、ロシアによるウクライナ侵略に抗議する宣伝行動が取り組まれ、約20人が戦争反対をアピールしました。主催は「戦争法の廃止を求める茨城県民連絡会」(代表・田中重博茨城大学名誉教授)。

田中氏は、ロシアの戦争犯罪を糾弾するとともに、自民・維新からあがっている憲法改悪や核共有の議論の危険性を指摘。
「軍事には軍事では破滅の道だ。日本政府は憲法9条による外交の力で、話し合いでの解決を促すべきだ」と強調しました。

平和・民主団体の代表が、「侵略反対の国際世論を高めよう」(県平和委)、「一人ひとりが抗議の声を上げよう」(茨城労連)、「豊かな大地を持つウクライナを無残な姿にした戦争は許せない」(県農民連)などと訴え。日本共産党の大内くみ子県副委員長(参院茨城選挙区予定候補)が参加しました。

宣伝を見ていた市内の私立高校に通う女子生徒(3年)は、「テレビで爆弾が飛び交う様子を見て怖いと思った。ロシアのプーチン大統領がやっていることは最悪だと思うし、一日も早く戦争が終わってほしい」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2022年4月21日付より転載)

おすすめ